小塚は全日本に照準　フィギュア中国杯一夜明け

　フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）シリーズ第３戦、中国杯を終えた日本勢が一夜明けた３日、北京で取材に応じた。男子３位の小塚崇彦（トヨタ自動車）は第１戦の６位が響き、ＧＰ２戦合計上位６人による１２月上旬のファイナル進出が厳しいため「最後まで諦めずにやっていくしかない」とソチ冬季五輪代表最終選考会の１２月下旬の全日本選手権に照準を合わせた。

　女子４位の村上佳菜子（中京大）は３週間後の最終戦、ロシア杯に向け「（フリーで）３回転―３回転のジャンプを入れられるようにしたい」と課題を挙げた。

　上位選手らのエキシビションでは小塚は帽子を操る演目で３回転半ジャンプを着氷し、濃いピンクの衣装の村上は明るい曲調に合わせて３連続ジャンプを決めて観客を魅了した。（共同）