山中教授、大阪マラソン出場!ノーベル賞受賞後は初参加

[ 2013年8月7日 16:29 ]

 10月27日開催の第3回大阪マラソンに、京都大の山中伸弥教授が出場することが7日、分かった。昨年12月に人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製でノーベル医学生理学賞を受賞して以降、初のマラソン参加。

 大阪マラソン組織委員会によると、山中教授の肩書は「チャリティー大使」。これまでiPS細胞研究の資金集めに活用してきた寄付支援組織「ジャスト・ギビング・ジャパン」を通じ、マラソン参加への賛同者から寄付金を募り、がん撲滅や森林再生など七つのチャリティー活動に充てる。昨年3月に完走した京都マラソンでは、1千万円以上の寄付を集めた。

 山中教授は2011年の第1回大阪マラソンは4時間半弱で完走。第2回は受賞が決まった直後で、練習不足や警備の問題のため回避した。マラソン愛好家として知られ、研究人生をマラソンに例えることでも有名。

 山中教授は「前回も地元大阪で沿道からの応援が大きな励みになって完走できた。ペース配分を考えて一生懸命走りたい」とコメントした。

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2013年8月7日のニュース