ボブスレー代表候補の秋本　砲丸投げ１３位で「ひと区切り」

陸上日本選手権最終日

（6月9日 東京・味の素スタジアム）
　男子砲丸投げでボブスレー日本代表候補の秋本壮樹（ＴＥＡＭ　ＩＴＯ）は１週間前に腰を痛めて記録を伸ばせず、４投目以降に進めず１３位に終わった。

　「砲丸はひと区切り。最後は予選落ちだけど、よくやってこられた」と目を潤ませた。先月２６日にボブスレーの代表発掘トライアウト１次に合格し、７月に強化合宿に参加する。「ソリを見たこともないけど、自分のできることをやって最後まで残りたい」。今後は体づくりに励み、違う道から世界を目指す。

◆男子砲丸投げ
（１）畑瀬　　聡（群馬綜合ガードシステム）１８メートル３０
（２）山田壮太郎（相模原市陸協）１７メートル８９
（３）宮内　育大（日大）１７メートル７６
［世］バーンズ（米国）２３メートル１２
［日］山田壮太郎　１８メートル６４
派遣標準記録　２０メートル８８　Ａ標準＝２０メートル６０、Ｂ標準＝２０メートル１０