署名活動に一転慎重 全日本野球協会「どのくらい効果あるのか」

[ 2013年6月6日 17:00 ]

 全日本野球協会の鈴木義信副会長は6日、2020年夏季五輪での競技復帰に向けた取り組みについてプロの日本野球機構(NPB)と協議したが、署名活動に関して前向きな話し合いに至らなかった。

 署名活動の実施は4日に野球協会と日本ソフトボール協会の合同会議で決めたばかり。鈴木副会長は「どれくらい効果があるか疑心暗鬼の部分がある」と話し、一転して慎重に検討する考えを示した。

 プロ野球巨人や米大リーグで活躍した松井秀喜氏に協力を要請する計画は、NPB側と議論されなかった。鈴木副会長は「本人に迷惑が掛かってはいけないので慎重にやる」と述べた。

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2013年6月6日のニュース