女子代表が強化合宿 浅見が3連覇へ強い決意示す

[ 2013年6月5日 18:56 ]

 柔道の世界選手権(8、9月・リオデジャネイロ)女子日本代表が5日、佐賀県嬉野市内で強化合宿を報道陣に公開し、2010、11年に続く3連覇を目指す48キロ級の浅見八瑠奈(コマツ)は「優勝しなくちゃいけないと自分に言い聞かせている」と強い決意を示した。

 昨夏のロンドン五輪代表を目前で逃した浅見は、「精度を高めたい」という背負い投げを繰り返し練習。同五輪覇者のサラ・メネセス(ブラジル)を意識し、「メネセスを倒して優勝したい」と対抗心を燃やした。

 全日本女子選手権を制した78キロ級の緒方亜香里(了徳寺学園職)は右膝痛で合宿不参加だが、他の代表8人は順調な調整ぶり。南條充寿監督は「一本はもちろん、小さなポイントをしがみついてでも取りにいく。そうすれば金メダルの数は増える」と気迫の重要性を強調した。

 4日からの合宿は8日に終了する。

続きを表示

2013年6月5日のニュース