朝日健太郎さんが一日校長 東京都、五輪招致推進で

[ 2013年6月5日 16:29 ]

東京都中野区立谷戸小の「一日校長先生」を務め、児童の質問に答えるビーチバレー元五輪代表の朝日健太郎さん

 トップアスリートを東京都内の小中学校に派遣してスポーツ教育の推進と2020年東京五輪招致の機運盛り上げを図る「一日校長先生」事業が5日に始まり、ビーチバレー元五輪代表の朝日健太郎さんが中野区立谷戸小の児童約300人とボールを使ったゲームやスパイクの実演、質疑応答で交流した。

 朝日さんは25メートルを泳ぐことも逆上がりもできなかった子ども時代の思い出や現役時代の経験談を披露。「続けること、諦めないことが大切」「人の気持ちを思いやることができれば、いじめはなくなる」と語り、児童は熱心に耳を傾けた。

 東京都は9月7日の五輪開催都市決定に向けて、8月末まで都内の62区市町村に競泳の松田丈志選手(コスモス薬品)や体操の田中理恵選手(日体大教)らを派遣する。

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2013年6月5日のニュース