北の湖理事長の赤い綱完成 6月に還暦土俵入り

[ 2013年4月9日 10:58 ]

 5月16日に60歳の誕生日を迎える日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)が還暦土俵入り(6月9日・両国国技館)で締める綱を作る「綱打ち」が9日午前、東京都江東区の北の湖部屋であり、同理事長が見守る中、赤い綱が完成した。

 北の湖部屋や出羽海一門などの親方や力士ら約40人が早朝から稽古場に集まり、紅白のねじり鉢巻きをした力士らが「ひい、ふの、み」と大きな声を掛けながら仕上げた。北の湖理事長は笑みを浮かべながら、時折指示も出した。

 本番では太刀持ちが九重親方(元横綱千代の富士)、露払いは貴乃花親方(元横綱)という豪華な顔ぶれがそろう。還暦土俵入りは2007年6月の武蔵川親方(当時、元横綱三重ノ海)以来。相撲協会広報部によると、理事長在任中では元横綱初代若乃花の二子山理事長以来4人目になる。

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2013年4月9日のニュース