上原 充実のメジャー初挑戦、日本人最高19位フィニッシュ

[ 2013年4月9日 06:00 ]

最終ラウンド、ホールアウトし笑顔を見せる上原彩子

USLPGAツアークラフト・ナビスコ選手権最終日

(4月7日 米カリフォルニア州ランチョミラージュ ミッションヒルズCCダイナショアC=6738ヤード、パー72)
 メジャー初挑戦の上原彩子(29=モスフードサービス)が71で回り、通算3アンダーで日本勢最高の19位に入った。宮里藍(27=サントリー)は76と崩れ通算5オーバーで55位。72で回った上田桃子(26=フリー)は通算イーブンパーの41位。71の宮里美香(23=NTTぷらら)は通算7オーバーで63位。首位で出た朴仁妃(韓国)が69と伸ばし、通算15アンダーでメジャー2勝目。アジア勢が8戦連続でメジャーを制した。

 上原は1番で7メートルを沈めてバーディー発進。11番で通算6アンダーとし、一時は5位に浮上した。しかし、12番で10メートルのバーディーパットが2メートル以上もオーバーし、返しも入らずボギー。「スピードが合わなくなった」と14番以降は3ボギーを重ねた。

 それでも19位は健闘。1Wの平均飛距離は230・88ヤードで飛ばし屋に40ヤード以上劣る。第2打でウッドを持つことが多く、アプローチとパットでしのぎ少ないチャンスをものにした。「手応えは感じてないが、課題をクリアすれば、(優勝が)手が届くところにいるかも」と充足感をにじませた。

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2013年4月9日のニュース