藤田 元世界1位と同組に興奮「むちゃくちゃうれしい」

[ 2012年12月5日 17:53 ]

プロアマ戦終了後、タイ風に手を合わせるしぐさをする藤田寛之

 男子ゴルフのアジアツアー、タイ選手権開幕前日の5日、バンコク郊外のアマタスプリングCC(パー72)で各選手が最終調整。日本の賞金王で43歳の藤田寛之はプロアマ戦に出場し「グリーンは合いそう。世界標準のコースなので、しっかりショットをしないといけない」と深いラフへの対応など、上位進出への条件を胸に刻んだ。

 予選ラウンドで昨年優勝の元世界ランキング1位、リー・ウェストウッド(英国)と同組になったことに興奮し「世界のトップのプレーを見られるのは、むちゃくちゃうれしい。スイングやボールの扱いを肌で感じたい」と話した。

 同じくプロアマ戦に出た石川遼は、公式記者会見に呼ばれるなど注目度も高く「池が多く、距離が長い。一打一打が勉強になる」とコースの印象を話した。ことしのマスターズ・トーナメントを制したバッバ・ワトソン(米国)と予選ラウンドを回る。「こいつやるな、と少しでも思われるプレーをして、近づいていけたら」と胸を借りる立場を強調した。

 132人で争い、日本から12選手が出場する。(共同)

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2012年12月5日のニュース