鈴木桂治氏、男子コーチ就任 井上監督の要請快諾

[ 2012年11月9日 20:56 ]

 柔道の2004年アテネ五輪男子100キロ超級金メダルの鈴木桂治氏(32)が日本男子代表コーチに就任し9日、千葉ポートアリーナで開かれた日本代表の強化委員会、コーチ会議後に「日本柔道界のために頑張っていきたい」と抱負を述べた。担当は100キロ超級と100キロ級に決まった。

 コーチ陣の発表は11日の予定。現役時代は好敵手として名勝負を演じた井上康生新監督(34)のコーチ就任要請を快諾し、早速会議に出席した。

 7月に第一線を退き、母校の国士舘大監督も務める鈴木氏は「こういう形でまた身近で柔道をできるのはすごくうれしい。康生監督についていきたい」と意気込んだ。井上監督は「これまで日本柔道をけん引した男なので、とても心強い。日本柔道界再建のためには欠かせない男で、彼の力が必要」と期待した。

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2012年11月9日のニュース