来季シード権ピンチも…桃子は自然体「ぶれない自分を」

[ 2012年10月18日 06:00 ]

上田桃子は堀奈津佳(左)とともにラウンド

マスターズGCレディース

(10月19日 兵庫・マスターズゴルフ倶楽部)
 上田が無心の境地で賞金シードをゲットする。3年ぶりの出場に「久しぶりに来て懐かしい」と9ホールをラウンド。攻略の鍵に挙げるグリーンを入念にチェックした。

 正念場を迎えている。日米両ツアーを掛け持ちして5年。日米のシード権を保持し続けているが、現在の日本の賞金ランクは97位(約329万円)。1200万円以上積み重ねないと賞金シード喪失の危機にある。高額賞金の今大会は稼ぐチャンスだが「そこを考えたらいいゴルフができない。獲れなかったら獲れないで米国で頑張れということ」と賞金のみにフォーカスするつもりはない。

 それはゴルフについても同じだ。いろんな情報が耳に入り、迷うことが多々あったが「ぶれない自分をつくりたい」と自然体を強調する。目指すのはあくまでも勝利。07年には6位に入った相性のいい大会で、再び上昇気流に乗る。

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