「熱いエールをもらった」 パラ金メダル浦田に熊本県が賞授与

[ 2012年10月18日 12:16 ]

 熊本県は18日、ロンドン・パラリンピックゴールボール女子で金メダルを獲得した浦田理恵選手(35)に「くまもと夢づくり賞」を贈った。浦田選手は県庁で開かれた贈呈式で「地元の熊本から熱いエールをもらえた」と感激した様子だった。

 浦田選手は同県南関町出身。賞は国内外で顕著な活躍をし、県民に夢を与えた個人や団体を表彰するもの。

 式で蒲島郁夫知事が「歴史的な活躍をし、ハンディを乗り越えて夢の持つ素晴らしさを教えてくれた」と絶賛すると、浦田選手は「金メダルを持って帰れて本当にうれしい」と応じた。

 贈呈式後、浦田選手は「夢への挑戦」と題して講演し「世界一になる目標は、自分を前に押し出してくれた。チームのためだと思うと力が何倍にもなると実感した」と語った。

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2012年10月18日のニュース