内紛の日本クレー射撃協会 元職員が不当解雇で提訴

[ 2012年10月10日 19:51 ]

 役員人事をめぐる内紛に揺れた日本クレー射撃協会(麻生太郎会長)の元職員3人が、不当に解雇されたとして、解雇の撤回と損害賠償を求め、同協会を相手に東京地裁に提訴したことが10日、分かった。

 同協会は紛糾した2009年3月の総会で行われた役員改選の有効性を争った裁判が今春に終結し、約3年にわたり協会を運営した執行部が無効と判断された。元職員はその後の5月に協会役員から口頭で解雇を通告され、文書で撤回を求めたが、「雇用契約が不存在」などと回答された。解雇通告された1人は20年以上も勤めたベテラン職員で、2人は無効と判断された執行部時代に採用された。

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2012年10月10日のニュース