マリー悔し涙 地元ファンの期待に応えられず

[ 2012年7月10日 06:00 ]

男子シングルス決勝で、ショットが決まらずいら立つアンディ・マリー=

ウィンブルドン選手権最終日

(7月8日 英ロンドン・オールイングランドクラブ)
 英国男子で76年ぶりのシングルス制覇はならなかった。A・マリーは4大大会4度目の決勝進出で初めて1セットを奪ったが「今後も挑戦していくけど、簡単じゃないだろう」と悔しさで涙を抑えきれなかった。

 長いラリーに持ち込んでペースを握ったが、第3セット途中で「屋根を閉めてからフェデラーが信じられないテニスをした」と後手に回った。「アンディ」コールで後押しした地元ファンの期待に応えられなかった。「今までウィンブルドンの決勝に来たことはなかった。まだ進化している」と雪辱を誓った。

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2012年7月10日のニュース