W杯日本大会へ第1回理事会…御手洗会長「必ず成功させたい」

[ 2012年5月29日 18:06 ]

 ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会組織委員会の第1回理事会が29日、東京都内で開かれた。会長を務めるキヤノンの御手洗冨士夫氏は記者会見で「アジアでの初開催は大きな挑戦で、必ず成功させたい。国を挙げたプロジェクトとして取り組む」と意気込みを語った。

 9月から10月の約6週間で48試合を行い、開催地は10会場程度となる見通し。副会長に日本ラグビー協会会長の森喜朗氏、日本オリンピック委員会会長の竹田恒和氏らが就き、理事に日本サッカー協会副会長の田嶋幸三氏、元日本代表監督で神戸製鋼総監督の平尾誠二氏らが名を連ねた。

 20年夏季五輪の東京招致委員会理事長も務める竹田氏は「19年、20年とスポーツの力を通じて日本に元気を与える大会が行われれば素晴らしい」と話した。

 御手洗氏は「東日本大震災復興の歩みの中で、W杯の意義も議論する」と語ったが、被災地開催については「これから議論する」と述べるにとどめた。

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2012年5月29日のニュース