フェデラー　コナーズに並ぶ４大大会通算最多２３３勝

男子シングルス１回戦を突破し、声援に応えるフェデラ

全仏オープンテニス第２日 フェデラー３－０カンケ

（5月28日 ローランギャロス）
　男子シングルス１回戦で第３シードのロジャー・フェデラー（３０＝スイス）がトビアス・カンケ（２６＝ドイツ）にストレート勝ち。ジミー・コナーズ（米国）と並んで４大大会通算最多２３３勝となった。

　フェデラーが世界ランキング７８位のカムケに順当勝ちし、１９６８年のオープン化（プロ解禁）以降で４大大会での通算勝利数１位となった。４大大会最多優勝１６回を誇る最強王者は「偉大な記録に並べてとてもうれしい。試合前に聞かされなくてよかった。絶対にプレッシャーになったからね」と口も滑らか。０３年全豪オープンを３２歳で制覇したアンドレ・アガシ（米国）以来となる３０代での４大大会優勝を狙っている。