立石、4月の代表選考会へ気合“北島に負けん”

[ 2012年2月3日 06:00 ]

 競泳の強化合宿が都内で公開され、男子平泳ぎの立石諒(22=NECグリーン)は「北島選手に負けるつもりはないし、今回は絶対に五輪に行きたい」と4月のロンドン五輪代表選考会へ向けて強い決意を口にした。

 08年北京五輪の代表選考会は200メートル3位で代表から漏れた。200メートルは五輪2大会連続2冠の北島康介(日本コカ・コーラ)の他にも昨年の世界ランク1位の冨田尚弥(中京大)、高校新をマークした山口観弘(志布志DC)らライバルは多い。厳しい戦いが待つが、昨年11月末から1カ月間、米ミッションビエホの合宿で泳ぎ込むなど持久力強化に励んできた。

 高城直基コーチは「練習量は例年の3倍。ラスト50メートルを持たせるきつい練習をしてきた。うまくいけば2分6秒台も狙える」とスプレンガー(オーストラリア)の世界記録2分7秒31の更新も視野に入れている。

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2012年2月3日のニュース