シャラポワ王手 決勝はVSアザレンカ

[ 2012年1月27日 06:00 ]

準決勝でクビトバを下し、感情を爆発させるシャラポワ

 テニスの全豪オープン第11日は26日、メルボルンで行われ、女子シングルス準決勝で4年ぶり2度目の優勝を目指す第4シードのマリア・シャラポワ(ロシア)が昨年のウィンブルドン選手権覇者の第2シード、ペトラ・クビトバ(チェコ)を撃破。28日の決勝で2連覇を狙ったキム・クライシュテルス(ベルギー)に勝った第3シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦する。男子シングルス準決勝は第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)を6―7、6―2、7―6、6―4で下し、3年ぶりに決勝に進んだ。

 4年前に初優勝して以来の決勝に進んだシャラポワは「決勝に戻れて良かった。本当に勝ちたかった」と笑った。

 最終セットの第7ゲームを15―40と追い込まれながらものにすると、4―4の第9ゲームも0―30からの逆転でキープするなど我慢比べで上回った。08年に右肩を手術してからは4大大会のタイトルに縁がない。それでも「それが私が歩んできた道。グランドスラムの決勝にいられるのがうれしい」と前を向き4度目の4大大会制覇を目指す。

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2012年1月27日のニュース