アスリート支援オーディション 伊藤300万円ゲット

[ 2011年10月27日 06:00 ]

300万円を獲得したトランポリンの伊藤正樹と200万円を獲得した近代五種の黒須成美

 レジャー産業大手のマルハンによる総額1000万円の支援対象アスリートを決める公開オーディションが26日、都内で開催され、トランポリン全日本選手権3連覇中の伊藤正樹(22=金沢学院大ク)がトップの300万円の活動資金を獲得した。

 応募者411人の中から最終審査に残った14人が自己PRや競技への思いを訴え、それを審査した上で計7人の支援対象者を決定。伊藤の他に近代五種の黒須成美(20=フリー)が200万円、射撃の森ゆかり(32=埼玉県協会)ら5選手が100万円を手にした。

 五輪出場権の懸かる世界選手権(11月16~19日、英バーミンガム)など海外遠征費の半分を自己負担している伊藤は「五輪の金メダルとトランポリンのメジャー化が夢。より強い気持ちを持たないといけない」と期待に応える覚悟を口にした。300万円は遠征費の補てんのほか、中国での強化合宿費、100万円以上するトランポリンの購入費などに充てる予定だ。

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2011年10月27日のニュース