ウィンブルドン覇者・クビドバ準決勝敗退

[ 2011年10月1日 06:00 ]

ズボナレワにポイントを許しがっくりするクビトバ

女子テニス東レ・パンパシフィック・オープン第6日

(9月30日 東京・有明テニスの森公園)
 シングルス準決勝でウィンブルドン選手権覇者のペトラ・クビトバ(チェコ)は6―7、0―6で第4シードのベラ・ズボナレワ(ロシア)に敗れた。10月1日の決勝はともに初優勝を狙うズボナレワとアグニエシュカ・ラドワンスカ(ポーランド)が対戦する。第9シードのA・ラドワンスカは6―3、4―6、6―2で第3シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)に競り勝った。

 ウィンブルドン覇者で21歳のクビトバは、自滅した形で決勝進出を逃した。「必要以上にミスが出てしまう。今の課題の一つ」と嘆いた。第1セットは5―1と一方的にリードしながら、タイブレークで落とし「何が起きたのか自分では説明できない」と振り返った。バックハンドは踏み込みが甘く、手打ちの返球が目立った。左利きで強烈なサーブを持つが、第1サーブの成功率は52%と低調。ズボナレワの粘りに根負けして、先にミスを重ねた。

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2011年10月1日のニュース