上野連投!ルネサス高崎2年ぶり14度目V!

[ 2011年9月20日 06:00 ]

 ソフトボール全日本総合女子選手権最終日は19日、岐阜県大垣市・北公園野球場で準決勝、決勝が行われ、ルネサスエレクトロニクス高崎が2年ぶり14度目の優勝を飾った。決勝は上野由岐子とトヨタ自動車のM・アボットとの投げ合いとなり、3回に峰の左中間二塁打で挙げた1点を上野が守り切った。

 昨年無冠に終わったルネサスエレクトロニクス高崎の上野は「まず1つ取り戻せて、ホッとしています」と笑顔で答えた。午前の日立ソフトウェア戦は113球で1失点完投。午後のトヨタ自動車戦は「1点取られたら負ける」という気持ちで臨み、被安打4、無四球の87球で完封した。「優勝の気分を味わえるのは、本当に久しぶり」と笑顔が絶えない宇津木監督は女子ゴルフツアーのマンシングウェア東海クラシックで優勝した服部真夕をベンチに呼び寄せ、ナインとともに胴上げした。

 ▽準決勝

豊田自動織機
 000 000 0─0
 030 000 X─3
トヨタ自動車
 (豊)宮本―ウィリス
 (ト)アボット、山根―渡辺

日立ソフトウェア
 000 100 0─1
 100 100 X─2
ルネサスエレクトロニクス高崎
 (日)藤原、山口、山中―真鍋
 (ル)上野―峰

 ▽決勝

ルネサスエレクトロニクス高崎
 001 000 0─1
 000 000 0─0
トヨタ自動車
 (ル)上野―峰
 (ト)アボット―渡辺

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2011年9月20日のニュース