男子は水城が首位発進 女子の大院大高は2位に5打差

[ 2011年8月5日 06:00 ]

第32回全国高等学校ゴルフ選手権大会団体の部第1日

(8月4日 三重・白山ヴィレッジGC=男子6896ヤード、パー71、女子6425ヤード、パー72)
 4人中上位3人のスコアで争われ、高校男子は4年ぶり7度目の優勝を狙う水城(茨城)が211で首位発進した。高校女子は大院大高(大阪)が211で2位の沖学園(福岡)に5打差をつけてトップに立ち、初優勝に王手をかけた。

 <高校男子>水城の佐藤主将が名誉挽回のプレーで首位スタートに貢献した。3つのパー5で確実にスコアを伸ばし、ボギーなしの4バーディーで67をマーク。それでも「後半にバーディーパットが入らなかった」と浮かれた様子を見せなかった。佐藤は昨年、団体戦初日に過少申告で失格になった。「1年間そのことを忘れることなくやってきた。団体戦にかけている。監督を胴上げしたい」。4年ぶり7度目の優勝を手にする強い意気込みを示した。

 <高校女子>初優勝を狙う大院大高が2位に5打差をつけて首位発進した。1年生の浜田が前半のインで33を出すなど大舞台で自身のベストスコア68をマーク。「アイアンの切れが良くてバーディーチャンスにつけられた」とただ1人の60台に胸を張った。昨年は団体戦10位だったが、男子は初優勝。今年は「自分たちも上位に食い込もう」と主将の浜崎を中心にまとまった。大会前の目標は3位だったが「この位置をキープできたらうれしい」とリーダーが全員の気持ちを代弁した。

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2011年8月5日のニュース