連続出場へ意欲…遼、世界選抜入りアピールだ

[ 2011年8月5日 06:00 ]

ファンの声援に手を上げて応える石川遼

 石川遼(19=パナソニック)が世界選抜入りへ最後のアピールをする。世界ゴルフ選手権シリーズ(WGC)のブリヂストン招待は4日に米オハイオ州アクロンのファイアストーンCC(7400ヤード、パー70)で開幕。11月にオーストラリアで行われる世界選抜と米国選抜の対抗戦「プレジデンツ・カップ」の選手選考締め切りも迫っており、ボーダーライン上にいる石川にとっては来週の全米プロ選手権(11日開幕、米ジョージア州)と合わせ、大きな意味を持つ連戦となる。

 世界の強豪が集う今大会で石川はどんなプレーを見せるのか。プレジデンツ・カップで世界選抜の主将を務めるグレグ・ノーマン(56=オーストラリア)も注目している。2年に1度の同カップは今年は11月に開催。世界選抜は9月18日時点の世界ランク上位10人が自動的に選出され、同26日に主将推薦の2人が加わり12人が決まる。

 ノーマンは自身のブログで「今週の試合で候補選手のプレーを見て参考にしたい」と査定することを明かし、若手候補の1人として石川の名を挙げた。09年は主将推薦で出場した石川は「前回の大会で世界にアピールできたし、もっとアピールしたい」と以前から連続出場に意欲的だ。現在、石川は候補選手ランクの13位。世界ランクで漏れた場合は主将推薦の道もある。あらゆる可能性を確保するためにもWGCとメジャーの2連戦は活躍が求められる。

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2011年8月5日のニュース