野球賭博関与者の書類送検 相撲協会の新たな処分なし

[ 2011年3月3日 19:51 ]

 日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は3日、野球賭博事件で元大関琴光喜や小結豊ノ島ら27人が書類送検されたことについて「警察の判断だから別に感想はない」と述べ「(相撲協会としての)処分は終わっている。変わりません」と新たな処分を科す考えのないことを明らかにした。

 相撲協会は昨年7月に元琴光喜や元大嶽親方(元関脇貴闘力)を解雇し、名古屋場所を謹慎休場した豊ノ島らを含む22人が、同9月に賞罰規定で一番軽いけん責となった。放駒理事長は、先月15日に十両の城ノ龍ら9人が書類送検された際も、追加処分をしない方針を示していた。

 今後の再発防止へ向け理事長は「これだけ大きな問題を起こした。二度と起こしてはいけないし、本人たちも同じ思いだと思う」と話した。

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2011年3月3日のニュース