岡田 バスケと公認会計士を両立へ

[ 2011年2月1日 18:09 ]

 バスケットボール男子の広州アジア大会日本代表で、昨年現役スポーツ選手としては異例の公認会計士試験合格を果たした岡田優介選手(26)=トヨタ自動車=が監査法人大手の新日本有限責任監査法人で勤務することが1日、分かった。今後もトヨタ自動車の嘱託社員として練習前やオフなどの時間に、非常勤で公認会計士登録に必要な2年間の実務経験を積む。

 岡田選手は同日、東京都千代田区で行われた入社式に出席。「バスケットの活動に理解をしていただいた。今までは座学に充てていた時間を実務に充てて、経験を積みたい。現役選手のうちに公認会計士登録できることが目標」と意欲的に語った。
 金融や経営に興味を持ち、青山学院大3年のときに資格取得に向けた勉強を始め、昨年11月に合格した。「今後実務をこなしながらでも、バスケットのパフォーマンスは落ちない自信がある」と言い切り、両立の秘訣を「何事もメンタル。絶対にあきらめてはいけない。自分の能力を客観的に把握し、計画を立てることも大事」と話した。

続きを表示

2011年2月1日のニュース