力士の“第2の人生”支援…相撲協会が初の相談会開く

[ 2011年1月26日 19:12 ]

 日本相撲協会が引退後に再就職を希望する力士を対象に新設した「自立・就職支援相談室」が26日、東京・両国国技館の相撲教習所で初の相談会を開いた。

 参加したのは現役力士4人のほか、初場所限りで引退した力士に部屋関係者ら計10人。この日は外部に委託した講師陣による履歴書の書き方など講義中心で、28日に行う後半は面接の練習など実習が中心になるという。

 二所ノ関広報部長(元関脇金剛)は「協会としても安心して(角界に)入ってきてもらわないと。(ここでの)経験が無駄でなかったと実証できる形になれば」と期待を込めて話した。今後も東京開催の本場所後に継続して行う。

続きを表示

2011年1月26日のニュース