ウォズニアッキ、逆転4強 ショットの正確性発揮

[ 2011年1月26日 06:00 ]

全豪テニス女子シングルスで準決勝進出を決め、笑顔のウォズニアッキ

 全豪オープンテニス第9日が25日、オーストラリア・メルボルンパークで行われた。女子シングルス準々決勝は第1シードのキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が第6シードのフランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)に逆転勝ちし、自身初のベスト4に進んだ。第9シードの李娜(中国)は2年連続のベスト4進出。男子シングルスは2連覇を狙うロジャー・フェデラーが第19シードのスタニスラス・ワウリンカとのスイス勢対決を制し、8年連続で4強入りした。

 4大大会初優勝を狙うウォズニアッキが根比べに耐え抜き4強入り。スキアボーネのスピンが利いたボールと動きの良さに手を焼き、今大会初めてセットを落とした。だが、第2セット以降は抜群の集中力を発揮して接戦をものにした。奪った97のポイントのうち、相手のミスによるものは46。自身はミスを15に抑えたように、打ち合いでのショットの正確性が光った。「大事なのは、内容よりも最後に誰が勝っているか」。大会後も世界ランキング1位となることが確定し、頂点だけを見据えている。

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2011年1月26日のニュース