ＪＯＣ、１７年冬季ア大会に札幌の立候補を申請へ　

　日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）は１８日の理事会で、２０１７年の第８回冬季アジア大会開催に立候補を表明した札幌市を、帯広市との共催で国内候補都市としてアジア・オリンピック評議会（ＯＣＡ）に申請することを決めた。海外に立候補都市はなく、３１日にカザフスタンで開かれるＯＣＡ理事会で正式に決定する。

　理事会の冒頭、札幌市長の代理で出席した堀川政司・総務局東京事務所長が「帯広市との共同開催を前提として、開催都市として立候補する」との立候補届を竹田恒和ＪＯＣ会長に提出した。

　冬季アジア大会は日本が提唱して始まり、１９８６年の第１回と９０年の第２回が札幌で開かれた。国内では０３年の青森大会以来４度目となる。２月６日にカザフスタンでの第７回冬季アジア大会閉会式で大会旗の引き継ぎ式が行われる。