原点・大阪で「白鵬杯」 日本&モンゴル友好の懸け橋に

[ 2010年12月18日 16:06 ]

「白鵬杯」を前に少年力士を指導する横綱白鵬

 大相撲でモンゴル出身の横綱白鵬が呼び掛けて実現する日本とモンゴルの親善交流少年相撲大会の「白鵬杯」が、19日に堺市の大浜相撲場で行われる。白鵬は18日、大会へ向けて「相撲があって今の自分がある。次の世代に引き継ぐことが大事だし、(両国の)友好の懸け橋になってくれたらいい」と思いを語った。

 18日は大阪府大東市の実業団チーム、摂津倉庫の稽古場で約1時間半、モンゴルの8選手を指導した。白鵬自身、15歳で来日して宮城野部屋に入門するまで過ごした思い出の場所で「摂津倉庫はわたしの原点。第1回の大会を大阪でやることに意味がある。来年以降もずっと続けていきたい」と話した。

 大会には小、中学生の約750人が参加する。

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2010年12月18日のニュース