ファーブ負傷退場も…バイキングス5勝目

[ 2010年12月7日 06:00 ]

右肩と喉元付近を痛めて倒れこむバイキングスのQBファーブ

 NFL第13週が5日行われ、バイキングスのQBブレット・ファーブ(41)がビルズ戦の第1Qにサックを浴びて右肩と喉元を負傷して退場。しかし皮肉にもチームはうまく回転し38―14で勝利。5勝目(7敗)を挙げてプレーオフ争いに踏みとどまった。ファルコンズは6連勝で10勝一番乗り。スティーラーズは接戦の末にレイベンズを破り、AFC北地区の単独首位に立った。

 最初のパスを試みようとした際、バイキングス・ファーブは背後からLBモーツに倒され、地面で喉元付近を強打した。骨折箇所はなかったものの「パスを投げられない」とプレーを断念。ところが控えのジャクソンがパスで2TD、RBピーターソンも3TDをマークして勝利をものにした。問題は297試合連続で先発出場を続けるファーブの処遇。「この箇所は痛めた経験がない」と不安を残したまま次週のジャイアンツ戦を迎えるが「勝つためにはQB交代やむなし」という声もあり、記録が続くかどうかは微妙な状勢だ。

 ≪自己2番目に悪いパス・レーティング≫ファーブのパス・レーティングは自己2番目に悪い71・0でリーグ30位。27歳で5季目のジャクソンは先発経験もある。

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2010年12月7日のニュース