鳰の湖 大病克服し関取に「親孝行をしたかった」

[ 2010年12月1日 12:34 ]

新十両に決まり、笑顔でポーズをとる鳰の湖

 新十両の鳰の湖(におのうみ)は緊張しながらも「すごくうれしいです。親孝行をしたかった」とはっきりと話した。2006年春場所後に「小脳炎」を患い、50%ほどの確率で下半身不随になると言われた大病を克服して関取に。「少しずつ動けるようになって、ありがたいと思った。関取になりたいと強く思った」と話す。

 しこ名は故郷の滋賀にある琵琶湖の古称。第2新弟子検査合格の23歳は一気の押し相撲が持ち味。「負けん気が強い、粘りのある相撲を取りたい」と意気込んだ。

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2010年12月1日のニュース