久保谷、シンプル思考で首位発進

[ 2010年5月13日 19:51 ]

第1日、5アンダーで首位に立った久保谷健一

 【日本プロ選手権】久保谷はショットが不調だったが、長いパットを決めて、ボギーなしの5バーディーで首位発進。「パットがいいのが唯一の救い」と胸をなで下ろした。

 「うねったり、下ったり」と評する起伏の激しいグリーン。「どう寄っていくかだけ考えた」とシンプルに考えた。7番は10メートル、17番は8メートルを沈めてバーディーを奪い、確実なパーを続けた。
 記者会見では、とても好スタートを切った男とは思えない、ぼやき節が続いた。オフに改良を試みたショットは「いじり過ぎ」で感覚がつかめないまま。「いいものが見つからなさすぎ」とただただ嘆く。それでも最後に「運だけはいい。頑張ります」と開き直った。今季は2戦出場してともに予選落ち。2002年に制した思い出の大会で波に乗れるか。

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2010年5月13日のニュース