バレー女子代表が合宿公開 独自の戦術確立へ

[ 2010年5月13日 18:56 ]

記者会見したバレーボール女子日本代表登録選手

 10~11月に日本で開催される世界選手権に臨むバレーボール女子日本代表が13日、東京都内で強化合宿を公開し、就任2年目の真鍋政義監督は「ロンドン五輪までに日本独自の戦術を確立する。アタッカーにはサーブレシーブが乱れた場面で、相手ブロックに当ててワンタッチを取る技術をマスターさせたい」と、攻撃の強化などを課題に挙げた。

 5月末から約1カ月、代表登録選手33人のうち国際経験の少ない15人が欧州とブラジルに遠征して技術を磨く。荒木田裕子女子強化委員長は「ことしは世界選手権でのメダル獲得が目標。まず夏のワールドグランプリで勢いをつけたい」と抱負を語った。11月のアジア大会には主力を派遣しない。
 狩野舞子(久光製薬)以来となる15歳での日本代表登録選手入りを果たしたセッター宮下遥(岡山シーガルズ)は「周りの選手から勉強したい」と意欲を見せた。

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2010年5月13日のニュース