永久追放されたベン・ジョンソンのコーチ死去

[ 2010年5月13日 08:41 ]

 ドーピング違反で五輪金メダルをはく奪された陸上男子のベン・ジョンソン(カナダ)を指導したことで知られるカナダ人のチャーリー・フランシス氏が12日、トロント市内の病院でがんのため死去した。61歳だった。AP通信などが伝えた。

 ジョンソンは1988年ソウル五輪の100メートルで驚異的な世界新記録を出して優勝しながら、検査で筋肉増強剤の使用が発覚。フランシス・コーチは、薬物提供の理由でカナダ陸連から永久追放処分を受けた。
 米国選手を指導するようになったフランシス氏は男子のティム・モンゴメリ、女子のマリオン・ジョーンズを指導した。2人ともその後、薬物使用を告白した。(共同)

続きを表示

2010年5月13日のニュース