把瑠都「勝たないと意味ない」

[ 2010年4月28日 16:28 ]

 大相撲の新大関把瑠都が28日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見し、番付上位に日本人力士が少ない現状について「外国人はいい相撲でも悪い相撲でも、白星が大事。勝たないと意味がない」と、勝負を重視する考え方の違いが番付に反映しているとの見方を示した。

 外国人記者からは、闘争心をむき出しにした元横綱朝青龍と比較しての「性格が優しすぎるのでは?」との質問も出た。把瑠都は「自分はけがで苦労したから、相手にけがをさせたくないという気持ちが強い」と答え、師匠の尾上親方(元小結浜ノ嶋)は「人それぞれ性格は違う。この明るさと優しさをなくさないでほしい」と話した。

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2010年4月28日のニュース