息上がるの早かった朝青龍 精力的な白鵬に“連敗”

[ 2010年1月5日 12:13 ]

横綱審議委員会のけいこ総見に臨む横綱白鵬

 大相撲初場所(10日初日・両国国技館)の横綱審議委員会(横審)によるけいこ総見が5日、東京・両国国技館の相撲教習所で行われ、昨年86勝の年間最多勝新記録を樹立し、2場所連続13度目の優勝を狙う横綱白鵬は精力的に29番取り、まずまずの仕上がりだった。横綱朝青龍とは2番取って2勝した。

 2場所ぶり25度目の優勝を目指す朝青龍は横綱、大関陣を相手に12番だけと番数が伸びず、息が上がるのも早かった。大関陣は日馬富士が鋭い動きを見せたが、琴欧洲、琴光喜、魁皇はいずれも物足りない内容だった。
 関脇に転落して今場所に進退をかける千代大海や、小結に返り咲いた琴奨菊は欠席した。

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2010年1月5日のニュース