豪快にうっちゃった!森麗、ついに「38」でストップ

[ 2009年11月27日 16:36 ]

 初めて番付にしこ名が載った2003年名古屋場所から38場所連続負け越し中だった大相撲の東序ノ口16枚目の森麗(もりうらら、大嶽部屋)が、ついに勝ち越した。

 3勝3敗で迎えた一番。土俵際で豪快にうっちゃった。大きな逆転勝利に、観客がまばらな館内も大喝采。息も絶え絶えの22歳は「イチかバチかだった。努力すれば、いつか勝ち越せると信じていた」と感傷に浸った。
 勝てなくてもひた向きに走る姿が共感を生み、“負け組の星”とも呼ばれた高知競馬のハルウララにちなんで今場所から改名。名付け親の師匠の大嶽親方(元関脇貴闘力)は「縁起が良いからしこ名はこのままでいく」と目を細めた。

続きを表示

2009年11月27日のニュース