大山「全部よかった」今季自己ベスト66

[ 2009年5月10日 06:00 ]

 USLPGAツアーのミケロブ・ウルトラ・オープン第2日は8日、米バージニア州ウィリアムズバーグ キングズミル・リゾート(6315ヤード、パー71)で行われ、16位から出た大山志保(31=オンワード樫山)が今季自己ベストの66をマークし通算7アンダーの6位に浮上した。宮里藍(23=サントリー)は65で回り通算6アンダーの11位。上田桃子(22=ソニー)は通算2アンダーの34位、宮里美香(19=フリー)は通算イーブンパーの51位で決勝ラウンドに進出した。(ウィリアムズバーグ・宮下幸恵通信員)

 31歳のルーキー大山が、小気味良いショットで7バーディーを量産し、今季自己ベストの66をマーク。「今年初めてかみ合った。ショットもパットも全部良かったです」と声を弾ませた。
 一時帰国した日本で2試合に出場も昨季から抱える両ひじの痛みが再発。予選落ちと棄権に終わった。クラブを持つこともできず痛み止めの注射に頼り米ツアーに復帰した。ホテルの部屋で軽いクラブを使ってスイングチェックし不足気味の練習量をカバー。後半の5番パー3では9Iでよもやホールインワンのスーパーショットを見せた。
 大山は3日目に向けた「せっかくこの位置だから、あしたは1つでもスコアを伸ばして楽しみたいと思う」と前向きに話した。

 <藍 パット修正65>宮里藍は初日に苦しんだパットを修正した。5番では4メートル、7番では7メートルを沈め「きのう(初日)はかすりもしなかったパットがラインに乗った。ハンドアップに構えていた癖を自分で修正できたのが大きい」と6バーディー、ボギーなしで07年フィールズオープン第3ラウンド以来2年3カ月ぶりの6アンダー。「リズムが良かったので、そんなにビッグスコアを出している感覚ではなかった」と上機嫌だった。

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2009年5月10日のニュース