トヨタ自動車 完封で4連勝

[ 2009年5月10日 06:00 ]

 日本女子ソフトボールリーグ(スポニチ後援)は9日、3会場で計6試合が行われ、トヨタ自動車はアボットが太陽誘電打線を散発3安打に抑え、完封で開幕4連勝を飾った。レオパレス21、ルネサステクノロジはともに快勝して首位並走。シオノギ製薬、ホンダ、伊予銀行は4連敗を喫した。

 <レオパレス21 井上爆発6打点>井上絵里菜が6打点を挙げる活躍でチームの開幕4連勝に貢献した。第1打席で中前打し、3回2死満塁では右中間へ走者一掃の三塁打。4回の満塁機でも右越え二塁打し、本塁打が出れば日本リーグ2人目のサイクル安打達成だったが、6回の第4打席は四球。「最後の打席でホームランできる球が来たんですが、ファウルにしてしまいました」と苦笑い。通算打点をリーグ歴代6位の85打点とし「今年中には100打点に届くように頑張ります」と意欲的だった。

 <デンソー 初回一挙9得点>4番・東の左越え3ランなどで初回に一挙9点を奪い、試合を決めた。東は「うまくバットに乗せることができた、という感じです」と淡々としたものだったが、この日の3安打でさらに調子が上がってきた様子。1年ぶりの2ケタ得点を完封リレーで飾り、望月監督も「久しぶりに早い勝負ができた」と大満足。「問題はあしたのレオパレス戦です」と気持ちの切り替えも早かった。

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2009年5月10日のニュース