不服を撤回 日体大が学連“大麻処分”を受諾

[ 2009年4月27日 20:38 ]

大麻栽培容疑の元日体大陸上部員を書類送検

 陸上部の男子部員が合宿所で大麻事件などを起こした日体大は27日、箱根駅伝のシード権はく奪や関東学生陸上連盟が主催する大会への3カ月出場停止など関東学連が下した厳罰処分を不服とするこれまでの主張を撤回し、裁定に従うと発表した。
 日体大の落合卓四郎学長は「連盟の考え方を理解したので真摯に受け止める」としながら、部全体が連帯責任を負うことには「誠に悲しいこと。同じような処分を科されることのないように切に願うもので、この姿勢は今後とも変わらぬ私の考え」と苦言を呈した。日体大の関係者によると、学内には日本スポーツ仲裁機構(JSAA)への申し立てを求める意見もあったという。
 日体大は関東学連に対して17日に学長名で反論文を提出したが「部全体として深く受け止める問題」として処分を変更しないとの回答を受けていた。

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2009年4月27日のニュース