真央ちゃんSP3位、キム・ヨナが首位

[ 2009年3月28日 09:51 ]

女子SPの演技を終え、結果を待つ浅田真央。3位と出遅れた

キム・ヨナと10・06点差…真央の連覇に黄信号

キム・ヨナ、SP歴代最高にびっくり

ミキティ 悩ましげな演技で観客を魅了

3大会ぶり出場の村主 細かなミスにも前向き

 フィギュアスケートの世界選手権第4日は27日、ロサンゼルスのステープルズ・センターで行われ、日本人初の2連覇を狙う女子の浅田真央(愛知・中京大中京高)はショートプログラム(SP)で2連続3回転ジャンプを成功させたが3回転ルッツが乱れ、66・06点で3位と出遅れた。初優勝を目指すライバルのキム・ヨナ(韓国)が自身のSP世界歴代最高得点を更新する76・12点でトップに立った。
 ジョアニー・ロシェット(カナダ)が67・90点で2位につけ、前々回優勝の安藤美姫(トヨタ自動車)は64・12点で4位。村主章枝(AK)は58・40点で9位だった。
 28日(日本時間29日)のフリーは浅田が19番目、安藤が21番目、キム・ヨナが22番目でいずれも最終組で登場する。村主は13番目。
 アイスダンスはキャシー・リード、クリス・リード組(川越ク)が17位につけ、フリーを実施する。

 ▼浅田真央の話 2連続3回転は課題の一つだったので跳べてよかったが後半は満足していない。(3回転)ルッツはもっと力強くいけばよかった。フリーはミスなくやりたい。
 ▼村主章枝の話 直前の6分間練習が始まっていたのが分からず、すぐに終わってしまって動揺した。戸惑って少し緊張気味で滑りに伸びもなかったと思う。
 ▼安藤美姫の話 2連続3回転ジャンプが回転不足になったけれど、60点台を取れてうれしい。約3週間前に左太もも裏を痛めてジャンプを跳べないときに、スピンやステップをやってきたが評価された。
 ▼キム・ヨナの話 この得点は予想していなかったのでびっくり。いい練習を積めていたので自信はあった。(2位以下と大差がつき)フリーはもっと落ち着いて演技できる。(共同)

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2009年3月28日のニュース