名古屋場所、綱とり琴欧は苦手の安美錦と初日

　日本相撲協会は１１日、愛知県体育館で大相撲名古屋場所（１３日初日・愛知県体育館）の取組編成会議を開き、初日と２日目の取組を決めた。先場所を制し、初の綱とりに挑む大関琴欧洲は不戦敗を含み５連敗中と苦手の安美錦と対戦。２日目は北勝力と顔が合った。

　両横綱は朝青龍が初日に小結豊ノ島、２日目に若ノ鵬の挑戦を受ける。白鵬は初日に小結稀勢の里、２日目に安美錦と手ごわい相手が組まれた。
　大関陣の初日は、１２度目のかど番で進退を懸ける千代大海が北勝力、琴光喜は若ノ鵬、魁皇は朝赤龍と対戦する。
　十両以上の初日からの休場者は４場所連続でおらず、６場所連続をマークした１９７８年春場所から７９年初場所以来となった。