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栃木69歳女性殺害 新たに少年を相模原市で逮捕 遺体に数十カ所の傷

[ 2026年5月16日 05:30 ]

強盗殺人事件があった富山英子さんの住宅前に集まった捜査関係者
Photo By 共同

 栃木県上三川町の住宅に複数人が侵入し、住人の富山英子さん(69)が殺害された事件で、県警は15日、新たに少年1人を相模原市内で確保し、逮捕した。逮捕者は少年2人となった。富山さんの死因は胸部などの刺し傷による出血性ショックで、致命傷以外にも数十カ所の刺し傷や打撲があり、臓器に達するものもあった。県警は現場から刃物1本とバールを押収。強い殺意があったとみて調べる。

 捜査関係者への取材で分かった。強盗殺人容疑で既に逮捕されていた相模原市に住む高校生の少年(16)は「同学年の仲間に誘われた。他の仲間は車で逃げた」と供述している。

 現場には少なくとも3人がいた。下野署捜査本部は、ほかにも逃走した者がいるとみて行方を追う。匿名・流動型犯罪グループ(匿流)の可能性もあるとしている。捜査関係者によると、車は事件のあった14日中に埼玉県内に入り通過したとの情報がある。

 14日午前、付近の防犯カメラには、黒い目出し帽をかぶり、手袋をしてバールのようなものを持つ男が写っていた。

 捜査本部によると、富山さん宅付近では事件前の4~5月、不審者の目撃情報が相次いでいた。このため県警は周辺を数十回にわたりパトロールし、事件前夜も行っていた。警戒していた中で事件が起きたことについて県警は「対応が十分だったか、今後確認する」と説明した。

 強殺事件で頭部にけがをした30代次男宅では、4月上旬に窃盗被害があり、未解決。4月半ば以降には富山さん宅付近で2回、不審な車やバイクを見たと通報があった。

 5月6日にも不審車両の通報があった。県警は、車に乗っていた2人のうち茨城県の男(41)を盗難ナンバープレートを使っていたとして盗品等保管の疑いで逮捕した。捜査本部は、今回の事件との関連を調べる。

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