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高市首相 ドタキャン騒動「2日前に準備」報道に野党反発「説明を」 政府高官は“木原官房長官の判断”

[ 2026年2月5日 05:30 ]

 高市早苗首相(自民党総裁)が手の治療を理由に1日のNHK「日曜討論」を“ドタキャン”した件を巡り政府高官は4日、木原稔官房長官の判断だったと記者団に説明した。

 政府高官によると、高市氏は出演の意向を示していたが、木原氏が1日朝、専門の医務官による治療を受けさせるため出演をキャンセル。代わりに出演した田村憲久政調会長代行も木原氏が事前に依頼していたという。

 高市氏はSNSで「関節リウマチの持病があり手が腫れてしまった」と説明。1日午後に岐阜や愛知での遊説を予定通り実施した。欠席は野党との討論を避けたかったからではないかと批判が上がっており、政府高官の発言はこれに反論する狙いとみられる。

 一方、文春オンラインは3日夜、高市氏が番組出演2日前に小林鷹之政調会長に代打出演を依頼していたとの官邸筋の情報を報道。小林氏は遊説日程を変更できず田村氏が出演したと報じた。

 報道を受け、中道改革連合の重鎮・小沢一郎氏はSNSで文春の記事を引用し「総理は逃げずに、常に国民に真実を語らなければならない」と厳しく指摘。共産党の山添拓参院議員も「選挙中の日曜朝、貴重な討論を計画的にドタキャンする方に国政を委ねられるのか」と批判した。共産、社民両党は自民党に抗議文を送付、討論の再設定を求めている。

 高市人気で、各社の世論調査によると自民・維新は300議席をうかがう勢い。だが文春は、高市氏が旧統一教会の友好団体からパーティー券収入を得ていた疑惑を報じ、番組前日には高市氏が円安を巡って「外為特会がホクホク」と発言するなど、説明を求められる問題も多い。

 高市氏は4日、岡山県倉敷市の街頭演説で「国が投資し、民間事業者も安心して投資する流れをつくる」などと主張。聴衆を引き込んだが、選挙戦では公約に掲げた消費減税に演説で触れないという批判の声も高まっており、追及が続くのは必至。討論の再設定に応じ、持ち味である歯切れの良い物言いで説明があるのかにも注目が集まる。

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