悠仁さま 皇室40年ぶり成年式 秋篠宮さま以来 「成年皇族の自覚持ち、その務めを果たしたい」
秋篠宮家の長男悠仁さまの成年式が6日、執り行われた。悠仁さまは皇居・宮殿で、天皇陛下から授かった成年の冠を着ける中心儀式「加冠の儀」に臨み、「朝見の儀」で天皇、皇后両陛下を前に「成年皇族としての責務の重さを自覚し、さらに勉学にいそしむとともに経験を積む」と決意を述べられた。男性皇族の成人を示す成年式は皇室の重要儀式で、1985年の秋篠宮さま以来40年ぶり。悠仁さまは昨年18歳で成人を迎えたが、大学受験のため、19歳の誕生日のこの日に開催となった。
加冠の儀は午前10時から、宮殿「春秋の間」で開かれた。悠仁さまは未成年が着る浅黄色の古式装束「闕腋袍(けってきのほう)」に身を包み、やはり未成年用の「空頂黒さく(くうちょうこくさく)」という額当てを着用して入場。静寂に包まれた会場には、悠仁さまが一歩進むごとにきぬ擦れの音が響いた。
悠仁さまは40年前に秋篠宮さまも使った朱塗りの椅子「加冠の座」に着席。侍従が頭から空頂黒さくを外して、成年の証となる「燕尾纓(えんびのえい)」が付いた冠をかぶせた。冠のあごひもを結ぶ役は、秋篠宮家の元側近トップ加地隆治御用掛。左右のひもが余った部分は和ばさみで切り落とした。パチン、パチンと、古来の「元服」から続く儀式を象徴するとされる音が2度響いた。
悠仁さまは天皇、皇后両陛下の前へ進み深々と一礼。続いて秋篠宮ご夫妻と向き合い「成年皇族としての自覚を持ち、その務めを果たしてまいりたい」と述べた。その後、成年用の黒い装束に着替え、儀装馬車で皇室の祖先らをまつる宮中三殿に向かい、拝礼した。
午後に宮殿「松の間」で行われた朝見の儀では、両陛下に感謝の言葉を述べた。陛下は「皇族としての務めを立派に果たされるよう願っています」とし、皇后さまは「さまざまな経験を積まれますよう祈ります」と応じた。夜は都内ホテルで両陛下や皇族、親族計約30人を招いた私的な祝宴が催され、上皇ご夫妻も出席した。悠仁さまは今後、大学生活と公務を両立していくことになる。
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