ハンバーガーはどこへ…マクドナルド「ポケモンカード」配布も即終了 転売ヤー大量発生
日本マクドナルドは9日、子供向けメニュー「ハッピーセット」に付くトレーディングカード「ポケモンカード」(ポケカ)の配布を開始したが、ほとんどの店舗で販売が終了した。当初は11日まで販売予定だった。同社は9日夕に公式サイトで「予想を上回る売れ行きのため、多くの店舗で終了となりました」と発表した。
早期終了は「転売ヤー」の影響が大きいとみられる。全国の店舗に早朝からポケカを求める客が殺到。ポケカは世界で人気のため、外国人も多くみられた。早々に売り切れた都内の店舗では、「2時間並んだのに子供が買えなかった」と憤る母親の姿もあった。
購入は1人5セットまでの制限。だが、SNS上には何度も往復して買い求める客の写真が拡散された。カードが抜かれて捨てられた大量のハンバーガーとみられる写真も。フリマアプリにはポケカが多数出品され、20枚1万5000円で出品されたものもあった。
同社は5月にも、人気キャラ「ちいかわ」の玩具が付いたセットを発売。この時も同様の事態となり、販売期間を前倒して終了した。同社の公式Xには「ちいかわハッピーセットで学習されていないの?」「マクドナルドはポイ捨てやフードロス推奨?」などのコメントが寄せられた。Xでは「#ハッピーセット」がトレンド入りし、「アンハッピーセット」などと皮肉る言葉も見られた。
同社は購入制限に加え、フリマアプリ「メルカリ」と共同で、高額転売の防止を念頭に置いた対策を講じていた。だが、想定を上回る事態となり「楽しみにしてくださっていたお客さまのご期待にお応えできなかったことを心よりおわび申し上げます」と謝罪した。今後はさらなる対策が求められる。
《スイッチ2ではさまざまな対策》6月に任天堂の新型家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」が発売された際は、転売を防ぐさまざまな対策が講じられた。公式ストアでの抽選販売の申し込みには、「ソフトのプレー時間50時間以上」などの条件が設けられた。フリマアプリなどを展開する3社とも不正転売防止に向けて協力した。また、物理的な保証書がなく、修理時には個人情報が記載された納品書などを必須とした。転売する際に個人情報が漏れることになるため納品書は添付しづらいが、それがないと無償修理は受けられない。結果的に転売品は避けられる傾向になった。












