「のと鉄道」が全線運行再開 能登半島地震で被災「復興の道しるべになる」
能登半島地震で被災した石川県の「のと鉄道」が6日、穴水―七尾間の全線で運行を再開した。地元からは「復興の道しるべになる」と喜びの声が上がった。
2月15日から一部区間で運行を再開したが能登中島―穴水間は運休していた。全線開通は約3カ月ぶり。
午前6時12分の始発に合わせて開かれた穴水駅での出発式には馳浩知事らが参加。のと鉄道の中田哲也社長は声を詰まらせながら「私たちの絆の強さや未来への希望の象徴となる」とあいさつした。
当面地震前より少ない1日14往復の臨時ダイヤで運行。夏ごろに通常ダイヤに戻したい考え。
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