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日本クレー射撃のパイオニアの孫が政界初挑戦 井口絵美氏「柔軟なスポーツ環境を整備していきたい」

[ 2023年3月27日 11:10 ]

 日本クレー射撃の第一人者として知られ、1964年の東京五輪などで同競技の日本代表監督を務めた井口哲次郎氏(96)の孫が政界に挑戦する。元運送会社経営の井口絵美氏(35)で、4年に一度となる統一地方選で4月16日告示、23日投開票の杉並区議選(東京)への立候補を予定。スポニチの取材に「生まれも育ちも杉並で地域に貢献したいという思いや子育て世代の声を区政に届けるために挑戦を決意しました」と意気込んだ。

 井口氏は長男(6)、長女(4)の子育てをしながら昨年末まで家業の運送会社の役員として経営に携わってきた。区議選への出馬を決めたきっかけは「色々な縁が重なった」と説明。「祖父が30年ほど地元の町会長をやっていたり、会社を通じて地域を支える祖父の背中を幼い頃からずっと見て育ってきたので地元に貢献したいという思いが強くなった」と明かした。

 実は生まれたのが田中良前杉並区長(62)の父が開業していた産婦人科医院。田中家と井口家が近所だったことなどの縁から昨夏の杉並区長選でも田中氏を応援していたが落選。これを機に「区政をしっかりと見なければという思いが強くなった」と振り返り、哲次郎氏から「やってくれ」と背中を押されて出馬を決断したという。

 その哲次郎氏は64年東京五輪でクレー射撃日本代表の監督を務め、選手としても67年の第1回アジア選手権大会トラップ種目で優勝を果たすなど日本クレー射撃界のパイオニアだ。井口氏は「祖父は規律に厳しかったけど、初孫ということもあり凄くかわいがってもらった」と感謝。現在は祖父に誘われ荻窪猟友会に所属している。

 子育て世代の当事者でもあることから政策では「待機児童ゼロ継続」「虐待防止対策の強化」などを訴えている。政策の柱には区内の公共施設を有効活用して子供たちを中心に安定したスポーツの練習拠点の整備も掲げている。サッカーW杯で強豪国を次々と下した日本代表や、野球のWBCで優勝した侍ジャパンに憧れて競技を始める子供たちが増えることが予想される中「子供たちがやりたいと思った時にすぐできる環境をしっかり整備していきたい」と意気込んだ。

 祖父を始め、ママ友ら多くの人々の支援に感謝しているという井口氏。初挑戦の区議選に向けて「杉並のことを愛する気持ちは誰にも負けません」と力強くアピールした。

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