大江健三郎さん 息子思いで有名 熱烈G党→光さんが応援する広島ファンに心変わり
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ノーベル文学賞作家の大江健三郎（おおえ・けんざぶろう）さんが3日午前3時過ぎ、老衰のため病院で死去した。88歳。愛媛県大瀬村（現内子町）出身。葬儀は家族葬として執り行われた。喪主は妻ゆかりさん。後日お別れの会を開く予定。
大江さんは、息子思いでも知られた。光さんが94年に日本レコード大賞企画賞を受賞した際には「家庭で今年一番うれしいことと思っています」と、同年に自身がノーベル文学賞を受賞したこと以上に喜んでいた。中学時代に野球部だった大江さんは、“ONコンビ”の影響で熱烈な巨人ファンだった。だが、光さんが広島を応援している姿を見て、自身も広島ファンに心変わりしたというエピソードもある。
かつては“マスコミ恐怖症”になったこともある。対談で会っただけの女優・有馬稲子（90）との熱愛が噂されたことなどが影響。ゆかりさんとの結婚式は、マスコミを避けるように身内10人ほどで極秘に挙げた。
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