海賊サイト「漫画村」の多額の罰金、元運営が暴露「払う気はなかったけど…」　それでも収入は「プラス」

「漫画村」元運営者の星野ロミ氏（＠romi_hoshino）

　海賊版ビューアサイト「漫画村」を運営し、海外で逮捕され3年間服役した元運営者の星野ロミ氏（31）が、24日までに自身のツイッターを更新。「漫画村」の罰金の残額を公開した。

　「漫画村」とは「漫画を無料で見れる海賊版のビューアサイト」。16年1月に開設され、18年4月に閉鎖されたが、大きな社会問題となった。星野氏は国際指名手配されフィリピンで逮捕。著作権法違反、組織犯罪処罰法違反などの罪で日本の大分刑務所に約3年間服役し、昨年11月に仮釈放され、12月にYouTubeチャンネルを開設した。

　この日、星野氏は「ふぅ…やっと漫画村事件の罰金が4800万円割った」とつづり、督促状の写真を公開。福岡地方検察庁から送られてきた督促状には「下記金額が未納ですから、下記納付期限までに納付してください」と「4771万442円」の金額が記されている。期限は「令和5年1月10日」で、納付期限内に納付できない場合は「検察官において強制執行の手続きをとります」として、労役場に留置される可能性もあるという。この期限はすでに過ぎているが、支払い済みなのかは記されていない。

　星野氏は「もう2500万払ってるぞ！あとちょっと！」として、罰金総額が「約7300万円」だったと告白。「払う気はなかったけど差し押さえられた笑」といい、「稼げたお金はプラマイどちらですか？」という質問には「プラスですよ」と回答していた。